どもども! たばこの煙苦手マンなくまんです。
たばこの煙が苦手、ダメな人って多いと思います。
ぼくも気管支喘息を患っているので、たばこの煙で発作がでることもしばしば。
また逆にたばこがないと落ち着かなくて仕事にも集中できないよーっていうヘビースモーカーな方もいらっしゃると思います。
さて、今回はそんな皆様に大注目の制度が2020年4月から始まります!!
その名も「受動喫煙防止法」。
いままでは努力義務だったことが義務化していたりと会社さんも無視できない法律改正なんです!
そこんところ掘り下げたいと思いまっす!!
世界的にも喫煙は規制対象!!
実は世界的に見ても禁煙・分煙はトレンドで、WHOでも喫煙における身体への影響は2000年初めから何度も議題に上がっているほど。
オリンピックなどの国際スポーツイベントや万博などでは開催地選考の基準に大きく影響を与えるみたいだよ!
確かに普通の喫煙だけなら本人たちの問題なのでとやかく言う必要もないと思うのですが、子供など喫煙を意としない人に受動喫煙として吸い込ませてしまうことは大問題ですっ!!
ぼくも昔に友達と喫煙所内でおしゃべりしてて呼吸困難になったことがありますからね。
え?・・・自業自得?・・・ごめんなさい(笑)
受動喫煙防止法って一体どういう法律なの??
さて、ここまでも「受動喫煙防止法」と言ってきていますが、実際はこーんな分かりやすい名前の法律ではありません!!
健康増進法の一部を改正する法律(平成30年法律第78号)
この法律を通称「受動喫煙防止法」と呼んでいるに過ぎないのです。
さて、中身はといえば、名前ほど難しいものではありません。
会社やお店のみなさ~ん!
努力義務だった「受動喫煙を防止する措置を講ずる法律」を企業の義務として新たに設定したので守ってくださいねー。
義務なので罰則も用意しちゃった☆ てへぺろ☆
ってことです(笑)
会社さんとしては「なにしてくれとんじゃいワレ~!!」ってところでしょうか(笑)
こ・・・こわひ。
でも義務なのですし、おすし。
そうです。義務なんです。
この法律を守らないと「指導」と「公表」、「過料(罰金)」が科せられます。
「違反している会社さんですよー」と全国に分かるようになるということですね。
さすがに会社としてもイメージダウンです。
そうならないようにしっかり義務を果たす必要があるわけです。
喫煙規制といってもどんな内容なの!?
喫煙規制と一言にいっても規制の方法はたくさんありますよね。
まずは今回の規制の内容を詳しく見ていきましょう!!
法律の目的はやっぱり・・・!
目的は名前の通り「受動喫煙の防止」ですよね。
受動喫煙を受ける人ってやっぱり「望まない」方が多いんですよね。
ぼくも本業の会社では、喫煙ルームを別個で作っていないので、オフィス内で喫煙をしている方が圧倒的に多いんです。
でも喘息を持っているぼくとしてはできる限り吸い込みたくないんですよね。
そんな人を保護するためにもこの法律が必要ってことです。
煙で咳が出ちゃったり、目が痛かったり・・・。
あと、子供の前とかはやめてほしいよね。
あとは、オリンピックで世界からお客様が来るので、その対応も兼ねてみたいですよ。
国や地方公共団体にも責務がある!
今回の法律改正でおもしろいところは、「国や地方公共団体にも責務があり、努力義務が存在する」という点です。
国やお役所も受動喫煙防止について必要な措置を講じ、相互連携を図り協力し、さらに研究も進めなさいよーってことですね。
そこは一般企業も地公団もフェアな印象です。
実際に罰則などを考えると全くフェアではないのですがね(笑)
企業は原則全禁煙!!
多くの施設において「屋内」が原則全面禁煙になります。
特に不特定多数の方が利用する駅や役場などの「公共機関」、飲食店や宿泊施設、オフィスなどまで全て禁煙が原則になります。
想像以上に喫煙者には厳しい法律ですね(汗)
たばこ吸う人が少しかわいそう・・・
確かに。
もちろん喫煙を可能にする措置を講じれば屋内に喫煙できる場所を作ることも可能です。
喫煙を区分けする分煙ルール!
施設内にて喫煙を許可する場合、「分煙」として喫煙室又は喫煙所を作ることが必要になります。
しかし、ただ区画を区切るだけではこの法律は許してはくれないのです!!
喫煙室・喫煙所の条件とは・・・
喫煙室として屋内の一区画を利用する場合、次の条件を満たす必要があります。
喫煙室として利用の条件
- 喫煙室出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が毎秒0.2m以上あること
- たばこの煙が室内から室外に流入しないように壁、天井によって区画されていること
- たばこの煙が屋外に排気されていること
条件のどの項目も禁煙室に煙を流出させない為の内容ですね。
この条件をクリアさえすれば喫煙室を設けることができるわけです。
ちなみに喫煙室、喫煙ルームは
20歳未満は立ち入り禁止です。
未成年の喫煙を助長しないところもこの法律のいいところです。
お店はこの7パターンに分かれる!!
各お店はどのような形で喫煙室を作るかによって7つのパターンに分かれていきます。
ほとんどのお店がこのパターンに当てはまり、尚且つ出入口にはその内容を知らしめるためのステッカーなどを貼り付ける必要があるわけです。
これ、結構違うんですよ。
順番に見ていきましょう。
施設内全面禁煙
はい。言わずもがな禁煙です。
しかし、全面禁煙な分、年齢制限などはなく誰でも利用可能な施設と言えます。
お店側としては禁煙の表示だけなので、何の対策もしなくていいのはコスト的にもお得ですよね。
喫煙専用室あり
お店の中に喫煙所が設置してあるタイプです。
喫煙専用のお部屋があるので、喫煙の為に移動して喫煙できます。
ただし、喫煙所内では飲食はできません。
子どもを連れてるときにパパさんが喫煙に行く感覚だね!
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加熱式たばこ専用喫煙室あり
最近はやりの「加熱式たばこ」の喫煙スペースがあるタイプですね。
一般的なたばこ(火をつけるやつ)は喫煙できません。
ただし、喫煙室内での飲食が可能です。
もちろん加熱式たばこでも20歳未満は入室禁止です。
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喫煙可能室あり
こちらは喫煙も飲食も可能な部屋が設置されているタイプです。
入室者が全員20歳以上で喫煙者も含めた食事などはこのお部屋になることが多いのかなという印象ですね。
会社の人とランチや飲み会はこんな感じなのかな。
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喫煙目的室あり
こちらは喫煙目的室があるタイプです。
ちなみに喫煙目的室とは、シガーバーやたばこ販売店などを指します。
スナックや、バーカウンターなどもそれにあたる場合がありますね。
もちろん、たばこやお酒を嗜む場所という認識の為、20歳未満は利用禁止区域ですね。
喫煙目的室が区画分けされてあるというイメージなので、飲食店内にバーラウンジが一角にあるような感じでしょうか。
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加熱式たばこ専用喫煙可能店
こちらは加熱式たばこのみ喫煙可能なタイプです。
加熱式たばこの場合は飲食が可能なので、飲食店でもこの分類は可能です。
ただし、施設全体が喫煙可能なため、20歳未満は入店不可。
しかも通常のたばこは喫煙できません。
確かに分類はあるけど、営業が難しそう・・・
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喫煙可能店
こちらは喫煙が全面的に可能で、尚且つ食事ができるタイプですね。
禁煙ルームがないので、禁煙を好むお客様には印象がよくありません。
また、喫煙が施設内全てで可能なため、20歳未満の入店自体が禁止になります。
飲食店であえてこのタイプを選ぶのはリスクが高く感じちゃうよね
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喫煙目的店
こちらは喫煙、飲酒が目的のお店のタイプですね。
いわゆるスナックやキャバレー、バーがこの分類に入ります。
もちろん20歳未満は入店禁止なので、安心して喫煙者はたばこが吸えます。
お酒を嗜むところに未成年は連れ込んじゃダメ!
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まさかの例外!? 屋外での喫煙は!?
今回の受動喫煙防止法はあくまで建物内の喫煙に主を置いて作られています。
と・・・いうことは・・・
そうです。屋外では喫煙して大丈夫なんです。
もちろん、病院や学校などは敷地内禁煙にしているところがほとんどだと思います。
しかーし! 一般企業にそこまでの対応をする必要はないのです!!
ビビらせんなよ!
それでも屋外でもマナーは大事だよね!
屋外だからこそしっかりと喫煙マナーは守ってもらいたいですよね。
どこの会社、どこの店舗でも対応急務!
この受動喫煙防止法は段階的に進められています。
そして、4月1日からはすべての企業が対象となるので対応が急務です。
企業さんは
「まぁウチは人数少ない小さな会社だからしなくても大丈夫だよね」
なんて言わずに進めていってくださいね!
是正勧告に公表ですからね。
そんな会社働きに行くの恥ずかしいでしょ?
簡単にできる分煙はいくつかありますよね。
①全面禁煙に協力してもらう
一番簡単なのはこれですよね。
飲食店や販売店なんかはこの方法を導入するところも多く出てくるのではないでしょうか。
お店はそれでもいいでしょうが、企業やオフィスは難しいのかもしれませんね。
喫煙をされる方には申し訳ない気もしますし・・・。
それでもお部屋は常にクリーンになるよね!
②喫煙専用の部屋を用意する
喫煙室を別に用意すればいいのですよ!
もちろん仕事をする部屋とは別になるので、受動喫煙は防げます。
ただし、屋外に排気をする換気扇などが必要不可欠ですがね。
ビルなんかでは1ビルに1部屋、ビル利用者共有みたいなのもありかもしれないですね。
今は簡易の喫煙ルーム(プレハブみたいなの)もあるようです。
簡易喫煙ルームにはレンタルもあるみたいですよ!!
③屋外で喫煙をしてもらう
これ意外と盲点ですよね。
屋内しか規制しないのであれば屋外に出してしまえば灰皿だけで済むということです。
ただし、入り口などからは離れている必要がありますし、夏は暑く、冬は寒い。
少しつらいかもしれないですね。
夏は熱中症が心配になっちゃう。
④いっそ喫煙可にしてしまう
喫煙者が多いのならいっそ喫煙可能にしてしまうということも。
ただし、嫌煙の方や未成年は入室自体ができないので、お客様を選ぶお店になってしまいます。
お酒を提供するようなお店はよいでしょうが、子供もターゲットにしているのならば得策ではないですね。
これじゃあ大人の人しか入れないお店になっちゃうよ!
たばこ苦手な方や子供にはいいことばかり!
タバコが苦手な方や、たばこの煙にアレルギーのある方、子供連れにはいいことばかりですね!!
更に禁煙中の方も、臭いなど吸いたい気持ちにさせるものが減り、失敗しにくくなるかもしれないですよ。
実際、たばこが一概に悪いとは言えません。
しかし、煙を吸い込みたくない、吸ってはいけない人もいることをもっと理解して喫煙を楽しんでほしいものです。
そうすれば、お互いにストレスなく良好な関係が築けると思いますよ。
それでは、みなさん楽しい喫煙ライフを!
さらば!!