どうもくまんですよ!
先日Kindleを使い始めたんですが、その中で書店で気になっていたけども読んだことのなかった漫画の第1巻が配信されていました。その名も・・・
リィンカーネーションの花弁
ポチって読んでみたので、ネタバレのない程度で感想とオススメをしてみようかと思います。
「リィンカーネーションの花弁」ってなんぞ?
「リィンカーネーションの花弁」は、2014年7月よりマッグガーデン発行「月刊コミックブレイド」にて連載を開始した小西幹久さんの漫画です。
今は「月刊コミックブレイド」が休刊になっていることからWEBコミックサイト「月刊コミックガーデン」にて連載が続いています。
普通の高校生だった主人公「扇寺 東耶(せんじ とうや)」が、内なる偉人のちからを手に入れ世界平和のために使っている集団「偉人の杜」と出会い、自分自身の野心や、敵対組織などまわりに翻弄されていくお話です。(偉人のちからを手に入れたものを作中では「廻り者」と呼びます。)
amazonのクチコミにもありますが、確かにコンセプトは「文豪ストレイドッグス(※)」に似ています。
1巻を読み始めてのめり込んでしまい、気づけば書籍が現行出版されている1~9巻まで全て揃っていました(笑)
もともと漫画好きなので色々読みあさってはいるのですが、久々のヒットですね!!
さて、「リィンカーネションの花弁」。魅力をとことん語っていこうじゃありませんか!!!!
※文豪ストレイドッグス
KADOKAWAより発行の朝霧カフカさんの漫画。
文豪の異能を持った探偵社が事件を謎といていくミステリーダークファンタジー。
リィンカーネションの花弁はこんなに面白い!!!!
【魅力1】絵が綺麗!!
内容のわからない本(特に漫画)を読んでみようと選ぶ上で、まず目に入るのは「表紙(イラスト)」ですよね!
ぼくはまずイラストが好みでないとなかなか手を出さないんですが、このイラストは素敵だと書店で見ているだけの時から思っていました。
全体がグレーで統一された装丁に「赤」だけが印象的に散りばめられています。
キャラクターの瞳と花びらのように見えるものだけ赤い。
実際に作中の廻り者は赤い花弁を散らしているのですが、それが血液にも見えて、キャラクターのみの表紙なのにすごくバランスのとれたインパクトのある装丁です。
カーネーションの花びらの連想なのかは作者のみぞ知るですね。
ちなみに「リィンカーネーション」は花ではなく「輪廻・転生」を意味する英語です。
輪廻の花は本当に赤いのでしょうかね。
【魅力2】キャラクターが個性的!
偉人のちからを使うキャラクターが多いんですが、かなり個性的です!!
もちろん偉人でのすので、その偉人にあった能力、姿をしています。
たとえば・・・
ニュートンは頭がりんごでりんごを使った能力を持っていたり・・・。
アインシュタインは舌を出して能力を使ったり・・・。
どちらも各偉人を象徴するものですよね。
しかもキャラクターがチャーミング☆
男嫌いだったり、シスコンだったり、人間味があって好感が持てるんすよねー!
ニュートンに至っては、殴られたりするとリンゴの品種を口に出すというコミカルさ(笑)
主要キャラの作り込みが見えますねー!!
【魅力3】偉人の能力が独特!
廻り者の使う偉人の能力は偉人の功績などに大きく影響を受けています。
先ほど言ったニュートンは重力を操作するリンゴを出したり、アインシュタインは座標を入れ替えて瞬間移動ができたりといった具合です。
もちろん!ニュートンは万有引力、アインシュタインは相対性理論ですね。
これは偉人格の廻り者だけでなく、罪人格の廻り者にも当てはまります。
アンドレイ・チカチーロなど殺人鬼や犯罪者などの人格も出てくるがおもしろいですよね。
なぜかその中にレオ・レオニも入っていたり(笑)
30代の人は小学校の時に習ったので懐かしいってなりますよね!
【魅力4】ギャグとシリアスのバランス
主人公をはじめとしてかなりギャグ要素も散りばめられています。
しかし、戦闘シーンなどはシリアスで緊張感がこちらにも伝わってくるほど。
このギャグとシリアスのバランスが絶妙なんですよ!
1巻はギャグテイストが強めでお話の導入という意味ではかなりテンポのいい入り方かなと思います。なるほど・・・少しくすっ・・・みたいな感じでしょうか(笑)
巻数が進んでいくと戦闘シーンが必然的に多くなるので、シリアスな場面になります。それでもテンポがいいので、重くならずにさらっと読めてしまいます。
内容はそこそこ重いはずなんですけどね。
ぼくは4巻の「船坂弘」の戦闘が印象的ですね。
こちらは読んでもらえば自ずとわかりますよ。ぼくは心打たれてしまいました。
結論!リィンカーネーションの花弁は読むべき!!!!
もはやこれにつきます。
「リィンカーネーションの花弁」は読むべき作品だと。
9巻現在でも伏線が多く張られており、これからも内容が深くなっていくと思います。
バックボーンなどが気になるキャラクターも大勢いますから、今後の内容が楽しみで仕方ないですね!!
また、もしアニメ化しても映像として凄く綺麗だろうなと思ってしまいます。
闇がありつつ愛すべきキャラクター達が多く書かれている「リィンカーネーションの花弁」
ぜひぜひご一読頂きたいと思います。
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